ヘアカラー講習を受けて

今日、ヘアカラー講習に行ってきました。

残念ながら、私が望んでいたものとは違いました。
どんな講習に行っても得るものはあるので良いのですが、
今回の講習は、
商品の開発などに関っていた方が、毛髪理論などを元に
独自の商品を作り、薄毛などに悩む方を対象に美容室をされています。

理論を聞いていて、納得する部分をあり、新しく知った部分もあるのですが、
ベースの違いを感じました。

例えば、
「ヘアカラー剤は、どこのメーカーのものでも大した差はありません。」
と、断言されます。
その仮定の上での商品開発をされている訳ですね。
申し訳ないのですが、
差が無いのではなく、ご存知ないのか?差が分からないだけ?だと思います。
私は、BINのナチュラルハーブカラーのベースに使っている香草カラーに出会って、
明らかに通常のヘアカラーとの差を知っています。
机上の理論ではなく、現場で実際に数年間施術させて頂いた経過も見た上で、
確信を持って言える事は、その差は大差なんです。
少なくともウチのスタッフは、私が教えたのではなく、経験からその差を理解しています。
誰も普通のヘアカラーなんて気持ち悪くて絶対にしませんからね。

私はいつも講習に出かけて吸収したいのは、技術や手段ではなく
その方が、何を考え、どういう思いで、何をしたいのか?
技術や、手段は末端の作業なので、考えか変わったら全て変わります。
そんな末端の作業を吸収しても、その方の上を行く事は出来ませんからね。
末端を習っていたら、常に遅れるこ事になります。
考え方、ベースを吸収したら、自分のものに出来、進化していけます。

だから、今やどんな化粧品にも配合されている、
感触を良くする為のシリコンについても聞いてみました。
「今、付けていらっしゃるヘアカラーにもシリコンが配合されていると思うのですが、
そのシリコンについてはどのように考えられているのですか?」
施術されている年配の美容師さんは、シリコン?何言ってるのこの人?
という反応でしたので、開発者の方に聞いてみました。
「今のシリコンは、どこのメーカーのモノも残りませんよ。」との事です。
???
残らないシリコン?
確かに、濡れている時にすべりを良くする為だけのシリコンも「有り」でしょうが、
施術後の感触を良くする為の残留シリコンもある筈です。
そこで、究極ではありますが分かり易いと思って、
「では、資○堂のツ○キは、シリコンの残留が邪魔でパーマなどがあたらないなどの
支障が出ていますが、それについては如何なんでしょう?」とお聞きした答えは、
「アレは、売る事を目的に素人が作った商品だとしか思えません。」
との事です。
それは確かにそうだと思いますので、例えが究極過ぎた(-_-;)

そういう質問をしたので、呼んで頂き、シリコンには沢山あって、
水溶性のモノもあれば、水に溶けないものもあります。
どのシリコンを使うのかは、開発者次第だし、
複合して作るので、それは企業秘密になるとか。
そこで私が、
「シリコンを使わないシャンプーは作らないのですか?」
とお聞きすると、
「シリコンは使わないに越した事は無いのだが、シリコンが入っていないと
シャンプー中キシンで洗えませんよ。
それに、そういうシャンプーではお客さんに受け入れて貰えないので・・・」
との事です。
それに反応して私が、
「と言う事は、妥協して商品開発をしているんですね?」
と言うと、
「いや、そういう事はしません。」
との事でした。

私は、シリコンをあえて使わない商品を沢山知っています。
シャンプー剤も、ヘアカラー剤も、仕上げ剤も。
シリコンなど・・・なんですが、
シリコンを「使うか?」「使わないか?」に、
開発者の考え方の違いが大きいと思っているので聞いてみました。

それにしても、嫌な受講生ですよねー(^_^;)


実演の講習は、
モデルさんがロングヘアー、白髪は40%程度、髪は細く、3cmほどの新生毛。
その方に、8トーンのミルボンヘアカラーをワンタッチ染め(根元から毛先まで一気に塗布します)。
アミノ酸でプレ処理をされていますが、
私には、既染毛に根元と同じ薬剤を塗布する必要性が理解できませんでした。
もう、あえて理由を聞きませんでしたけどね。

使っている処理剤やシャンプーの成分を確認したかったのですが、
ボトルの裏を見ても、不思議な事に何も書かれていません。
化粧品なら全成分表示のハズ、医薬部外品、医薬品ならそれらの表示があるはずなんですが。。。
お土産に頂いたローションも裏には何の成分表示も無し。
何だか分からないものを使う勇気は私にはありません。
液体なので、カタチはありません。
唯一、判断できるのは成分表示だけです。
ソレが分からないとなると、目隠しをして何だか分からないものを食べるようなものです。
でも、販売している商品には書かれているんでしょうね。


ようするに、今回のヘアカラー講習は、ヘアカラー剤はどこのメーカーのモノでも良く、
前処理と後処理で髪や頭皮をケア&守る、というものでした。
もちろんシャンプーも重要です。

しかし、私はヘアカラーそのものに魅力があるのか?と期待していた訳です。
施術を実演して下さっていた年配の美容師さんたちも、
受講生からの質問に、受け売りの反応しか出来ていなかったのがとても残念でした。
自分たちは凄い事をやっているんですよ。というポリシーは強烈に感じられましたが、
使っているものに疑問を持って、ソレを解決し、理解して使っているようでは有りませんでした。
ある意味、開発者の方の教育が行き届いているんでしょうね。

それを見ていて、私もスタッフに教育するのではなく、
個人個人、自らが疑問を持ち、解決していけるような、
個々が自立した美容師になっていく必要があるなぁと感じました。
まぁ、私の場合、質問が無ければ何も教えないので、
そういう美容師には育たないと思いますけどね。
それに、もっとシンプルですから。

ダラダラと書きましたが、ゆったりとしたシャンプーの仕方はとても新鮮で、
一部採用しようかと思います。
そして、色んな考え方があって、いろんなスタイルの人が居て、サロンがある。
全部、有りなんだなぁーと改めて思いました。
化学が得意な方は、それを最大限活かして喜んで頂ければ良いし、
技術が得意な方は、圧倒的な技術の差でお客様に喜んで頂ければ良い。
自然にこだわって営業するのも有りだし、
効率を追求するのも良いですよね、低価格化が実現しますから。

要するに、自分はどのスタイルで、どんな方に喜んでいただきたいのか?
を明確にすれば良いだけで、何が良いのか?なんて誰にも言えません。
「こういう事をしてるからダメなんですよ。」
「今は、こういう時代だから、こうしないと・・・。」
と、よく言われます。
本当にそうかなぁー?
みんな違う感性を持ってるし、違う人間ですから、
まずは自分を知って、それを活かすスタイルを追求し続けたら良いんですよね。
ただ、自分を知るのが究極に難しい・・・。

まぁ、何にしろ今日もとても良い勉強をさせて頂きました。
ありがとうございました。

PS.
最近、仕事が楽しいんですよ。
もの凄い勢いで、自分の中に変化が起きてきました。
18年経営してきて、やっと何か?ボンヤリですが見えてきました。
美容に関って28年かぁー・・・時間かかり過ぎやろ!(-_-;)
時間がかかりましたが、
2010年から、やっとスタートのような気がしています。

ありがとうございます。



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