まず、「孤高」とは

俗世間から離れて、ひとり自分の志を守ること。また、そのさま。
孤高の人は佛教でいうアラカン(阿羅漢)で、
自分を高めることに専念し、煩悩を脱した(途上)人を指します。
羅漢ともいいますが、人に教えを説くことを目的としない、
小乗を完成させることに徹するのです。
つまり、お釈迦様の境地を目指すわけで・・・・・。
という事らしいです。

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「孤高のメス」を観て思ったことです。
主役の堤真一は、眩しいくらいの存在でした。
確かに、一般人のレベルではありません。

「孤高」=「オタク」と訳す人が居ました。
上手いこと言うなぁーと思います。

「オタク」と言ってしまえば、価値が下がったように思えますが、
「孤高」の意味は、まさしく現代で言う「オタク」ですよね。
今回の「オタク」は、素晴らしい「オタク」でしたけどね。


専念する対象物で、
人と関るか?離れるか?は違ってきますが、
職人と言うのは、皆「オタク」の要素があるんじゃないかなぁ。
しかし、
「人に教えを説くことを目的としない」・・・
ここが違いますね。
伝承していこうとする技術、伝統。
しかし、教えて伝わるモノでは無い、
受けたいと思う人次第だと思うんです。
いくら上手く教えても、全部伝わるモノではありません。
下手に上手く教えようとするよりも、
孤高に徹した方が周りに与える影響は大きいのかも知れませんね。


余談ですが、
外科医のドラマや映画を観ると、
ついつい美容師の仕事とカブってしまいます。
私は美容師の世界しか知りませんが、
専門職において、レベルの差は明らかに存在します。
専門家だからこの位は大丈夫だろう。
まさか、こんな事は無いだろう。
何となく勝手に思い込んでしまっている常識を疑った方が良さそうです。

25年以上美容師をやってきて思うことですが、
担当する美容師によって180度違う意見、結果があります。
そして、目的が一致したとして、
同じ環境で、同じ薬剤を使っても結果は大きく変わってきますよ。
経験が多い方が良いわけではありません。
美容師の場合、感性というものが大きく関ってきますからね。
私が思うに、美容師選びは
「気の合う」が一番かなぁ。
何でも言えて、聞いてくれる、イメージが伝わる。
伝わっていたら、何とかカタチにしてくれますよ、きっと。
思いの伝わる美容師なら、きっと応えようと努力する筈です。

パターンに当てはめるような作業的な仕事をしている美容師。
自分の感性を押し付けてくる美容師。
「今は・・」とやたら流行に拘る美容師。
アーティストだと勘違いしている美容師は危険です。

「何の為に」の、「為」が違うような気がします。
気の合う、良き美容師と出会えたら良いですね。


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