おくりびと
思った、気付いた事 (2009年02月25日UP!)
モックンやりましたね。
チェロ奏者という設定だったのですが、その演奏シーンが素晴らしく、本当に弾いてるかなのようでした。
そして、納棺師という職業。
父のときを思い出そうとしたのですが、そんなシーンは見て無い。
どこでやってるのか知りませんが、素晴らしい職人技です。
その仕草を、モックンが流れるような手つきで淡々とこなしていきます。
そのセイか、「プロやなぁー」と思える一瞬を感じるのが好きで、ワクワクするんですね。
この「おくりびと」には、納棺師という職業に対するプロ意識と、演じる俳優モックンに対するプロ意識を存分に感じることが出来ました。
そして、人間の永遠のテーマである、「死」を考えさせられます。
中国の皇帝ですら成し得ない永遠の命。
この前のベンジャミン・バトンも考えさせられましたが、老化そして死。
誰一人例外なく、必ず生まれた瞬間から老化していきます。
生まれたからには、死をむかえます。
与えられた時間は「有限」なんですね。
その中で、どう自分を生きるか?
老化という概念に、ピンッと来ない若い人も生きていれば必ず受け入れざる終えない時期が来ます。
フッと考えました。
体は確かに老化していきますが、心は比例しないのですね。
成長し続けます。
今が1番楽しい。
色んな経験を経て、常に挑戦していれば、成長し続けます。
順風満帆では無いけれど、だからこそ成長できます。
私の目標の一つに、「80歳でも学べるおじいちゃんになりたい。」と言うのがあります。
だってね、人間長生きしても120年も生きないんですよ。
地球や、宇宙、水晶なんかの時間の概念からすれば一瞬です。
自分が思うほど自分って大したこと無いんです。
それなら、その一瞬の時間を、自分らしくどう生きるか?
その生き方の中で、一人ではない事に気付きます。
愛を受けていた事に気付きます。
5000年前の人も、全く同じことを考えていました。
化学が進歩しても、いくら進化しても、「命」という概念を考えた時、考えることはそう大差ありませんね。
う~ん!今、疑問が沸きました。
老化を受け入れ、自然に任せるのか、それともアンチエイジングなどの抵抗すべきか?
バリ島でも、「何歳ですか?」と聞くと、
「何歳に見えますか?」と必ず聞き返されました。
本当はどうでも良いんですよ。
他人からすると。
多少若かろうが、老けてようが。
微妙に頬が引き締まろうが、垂れてようが。
本人が思うほど、誰も気にしていませんよね。
でもね、
その一瞬の連続がその人の人生を変えて行くと思います。
死を受け入れ、老化を受け入れた上で抵抗してみる。
自分なんて大したこと無い。
と言う事を受け入れた上で、挑戦し続ける。
そんな自分が好きだったら、それで良いような気がします。
職業についても考えさせられました。
「自分にはもっと向いている職業があるのでは?」
という疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?
映画の中でチェロ奏者のモックンが、オーケストラの解散で仕方なくチェロを手放します。
「不思議と心が軽くなった」というような台詞があります。
実は、自分が本当にやりたかった事では無かった。
と言う事に気付きます。
深いですね。
必死に目標にしてきて、努力して、やっとQんだ座なのに、手放すとスッキリした。
無駄な努力?
イヤ、それがあったからこそ気付けたんでしょうね。
「他に自分にはもっと向いている職業があるのでは?」
この疑問は持ちながらでも、
今やってる事に全力を尽くす事。
それをしなければ、一生見つからないような気がしました。
別のところにあるような気がしているけれど、恐らく、今やっている事の延長線上にソレはあるように思えます。
それにしてもモックンは色んな意味で凄いですね。
ありがとうございました。
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